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インド通信バックナンバー
2020.7.10
1997年の開設以来、毎月更新してきたウェブ版「インド通信」ですが、ついにこの5，6月は更新を休止しました。催しガイドに掲載する内容がほぼ皆無になったためです。加えて、本業での想定外のテレワーク切り替えに対応するため、ウェブ管理者に作業する余裕もありませんでした。インド、南アジア地域の感染状況を思うと何とも言えない気持ちです。
幸いなことに、徐々に新規催しのご連絡もいただいており、7月は更新することが出来ました。今後も、状況によっては更新に時間がかかる可能性があることをご了承ください。掲載の催しには予約制、定員制があります。また急な予定変更の可能性もありますので、お出かけの際にはご留意いただくようお願いいたします。
日本の外出自粛・緊急事態とインドのロックダウン（国土封鎖）を受けて、インドとリモートで繋がる機会が増えました。ロックダウンの最初の2か月くらいの外出禁止は非常に厳しく、メンタルに来ているのが明らかな人も目立ちました。
次はベンガルにサイクロンが来て、「今さっき、階下の戸が風で破られて、雨がドーンと吹き込んできて…階段が冠水してもう降りられないよ」とか「フーグリー川の波が風に煽られて、窓に、ウチは8階よ、知ってるでしょ！川の真正面ってわけでもないし、その窓にね、ドカン、ドカンって、かかってるのよ！」。
その次はバッタ。ガンジス平原の都市では街中の家でも「玄関先にバッタが落ちてた！大人の親指くらいある〜」とのこと。
そうこうするうち、デリーやチェンナイではコロナが野火のように拡がり初めていたのです。「ウチの裏、ほら団地の中庭になってるじゃない。その向こう側の棟で感染が出たのよ。大通りからあっちに行く側の道は全面封鎖になったの。バリケードが出来て、警察が立ってるの。道の奥の家は全部、家から出られないの。買い物も宅配もダメなのよ。警察が食糧を運んで配るんですって」
生の声で伝えられたインドのロックダウンは、書いていても指を止めてしまいます。少し時間が経ったらご報告できるのではないかと思います。
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